ヒット商品に直結する!アイデア出しの秘訣を全て公開します!

新しい商品やサービス作成のためのアイデア出しに苦労していませんか。

モノもサービスも溢れている現在、今までになかったような商品やサービスを作り出すことに困難を感じている人は少なくありません。

 

この記事では、あなたの会社や事業の核となり、継続的に収益をもたらすアイデアの出し方について、徹底的に解説しています。

 

参考にしてくださいね。

 

 

アイデアを出すための3ステップ

リサーチに時間をかけるものが勝者となる

 

アイデアを出すときに、最も時間をかけていただきたいのがリサーチです。

「リサーチが重要」と言ってもただがむしゃらになんでも調査をすればいいというものではありません。

 

3つポイントを押さえることで効率的に、リサーチを行うことができるのです。

その3つのポイントとは

 

1、ペルソナ決定のリサーチ

2、ペルソナが望むbefore→afterのリサーチ

3、ペルソナの苦痛・緊急性の度合いのリサーチ

 

です。

 

ペルソナというのは、いわゆる理想顧客のことです。

理想顧客とは、あなたが「アイデアや商品の消費者になってほしい」と想像しているお客様のことですね。

 

以下で具体的に見ていきましょう。

 

 

 

1、ペルソナ決定のリサーチ

 

 

ペルソナとは、あなたが「こういう人にお客様になってほしい」と考えているお客様のことでしたね。

ペルソナの設定は、具体的であればあるほどにいいので、

 

・年齢

・性別

・家族構成

・居住地域

・趣味・嗜好

 

 

はもちろんのこと

 

・年収

・職業

・起床時間

・就寝時間

 

などについてもしっかりと設定することが重要です。

 

ペルソナはあなたの想像上のお客様ですが、現実の世界にそのお客様がいてもおかしくないと信じられるレベルにまで落とし込む必要があるのですね。

 

ペルソナが決定したら、以下の5つのことについて、脳内インタビューをしましょう。

 

・悩み

・痛み

・不安

・不満

・問題

 

 

あなたの頭の中にいるペルソナに、

 

「どんなことで悩んでいますか?」

「感じている痛みはありますか?あるとしたらどんな痛みですか?」

「現在不安に思っていることはなんでしょうか?」

「不満はありますか?どんなことに不満を感じやすいですか?」

「解決したい問題はなんでしょうか?」

 

と、知り合いにインタビューをするように聞いてください。

そうすることによって、あなたが理想とするお客様が「助けてもらいたい」と感じている悩みがどんなものなのかわかってきます。

 

 

2、ペルソナの望むbefore→afterのリサーチ

 

先ほどの5つの質問をペルソナにした後もペルソナへのインタビューは続きます。

次にペルソナに聞くのは、

 

・何をよくしたいのか

・今後どうなっていきたいのか

・どんな姿になるのが理想なのか

 

 

です。

 

つまり、ペルソナがあなたやあなたの考えたアイデアや商品に接触することで、どうなりたいのかを聞くのですね。

簡単な言い方をすると、ペルソナが理想とする「before→after」が何なのかを聞くということです。

 

 

3、ペルソナの「苦痛」と「緊急性」のリサーチ

 

最後にリサーチするのは、ペルソナの「苦痛」「緊急性」です。

 

「ペルソナが感じている苦痛なら、最初にインタビューしたじゃないか」

 

そう思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

確かに、ペルソナ決定時のインタビューでペルソナの悩みや痛みについてのリサーチを行いました。

しかし、これから行うのは、もっと根源的な問題のリサーチです。

 

何かというと、

 

「そもそもペルソナは、悩みや痛み・不安を、お金を出してまで解決したいと考えているのかどうか」

 

ということのリサーチになります。

 

さらに、ペルソナがお金を出してまで解決することを望んでいたとして、その緊急性がどれほどのものなのかもリサーチする必要性があります。

 

なぜならば、お金を払ってまで解決したい時期によっては、あなたが考えているアイデアとマッチしない可能性があるからです。

 

ペルソナが、あなたのアイデアを「買いたい」・「試したい」と思い、実際に行動するのはいつなのか。

今すぐなのか、それとも数ヶ月後なのか、5年後なのか10年後なののか、その緊急度合いについてのリサーチも必ず行ってください。

 

 

リサーチを元にしたアイデア創りの考え方

「but 」ではなく「and」で考える

 

 

ペルソナの設定を元にしたリサーチが終了したら、いよいよアイデアを創り出していきます。

アイデアを創り出すといっても、ただ会議用のテーブルの上に紙とペンを出すだけではアイデアは思い浮かびません。

 

アイデアを創り出していくには、2つの秘策と3つの手法が存在するのです。

 

2つの秘策のうちの1つは、

 

「〇〇はできる。そして、△△もできる」

 

という「and」の考え方をすることです。

 

よくやりがちな誤りとして、

 

「新商品になるアイデアを閃いた!この商品は、■■はできる。でも、✖️✖️はできない」

 

があります。これは、絶対にやってはいけないのです。

 

「できる。しかし(but)」ではなく、「できる。そして(and)」になるアイデアを創り出してください。

 

これは、言い方を変えると

 

2つ以上対立する問題同時解決できる」

 

ものを創り出すと言い換えることができます。

 

 

あまりピンとこないかもしれませんね。

例えを出すとこんなものが代表例です。

 

ユニクロのヒートテックやAppleのiPod。

 

ヒートテックは、「薄着でも、暖かい」下着ですし、iPodは「軽いのに、大容量」です。

このように相対するものを2つ以上を同時に解決するようなものを考えてください。

 

 

前提を疑うことで道は開ける

 

 

「2つ以上の対立する問題を同時に解決できるものを考える」

 

と簡単に言いましたが、実際に考えるとなると

 

「それはどうやって作ったらいいのだろう…?」

 

と悩んでしまいますよね。

 

ですが、悩まなくても大丈夫です。

2つ以上の対立する問題を同時に解決できるものを考える秘策があるのです。

この秘策が、アイデアを創り出す2つ目の秘策になります。

 

 

これは何かというと、「前提を疑う」ということです。

 

つまり、既存の商品やサービスが前提にしているものを疑うことから始めるということです。

 

 

わかりやすいように例えを出すと、TOYOTAのジャスト・イン・タイム生産システムがそうです。

 

“「ジャスト・イン・タイム」とは、「必要なものを、必要なときに、必要なだけ」という意味です。”

(引用:TOYOTA ジャスト・イン・タイムについて

 

と、TOYOTAの公式HPにあるように、ジャスト・イン・タイム生産システムとは、自動車を販売するための前提になっていた「自動車を売る=在庫を抱える」という前提を疑った結果出来上がったシステムです。

この前提を疑うことで、在庫を最小限に抑えながら自動車の販売をすることが可能になったのです。

 

もう1つの例として、ダイソンがあります。

「吸引力の落ちないただ一つの掃除機」というCMがお馴染みですので、あなたもご存知でしょう。

ダイソンは、「掃除機の吸引力が落ちる=フィルターの劣化が原因である」という前提を疑ったのですね。

この前提を疑うことで、「吸引力を上げるために、いかにフィルターを改善していくか」という思考ではなく、掃除機の仕組み自体を変えていくというアイデアにつなげていったわけです。

 

このように、今まで当たり前とされてきた世の中の前提や業界のルール、法則に縛られずに考えることが重要なのです。

 

 

必ずアイデアが閃く3つの手法

質よりも量がアイデア出しには大切

 

それでは、「実際にどうやって前提を疑って、アイデアを出し、商品につなげていくか?」 その方法についてお話をしますね。

 

まず、大前提として、アイデアはたくさん出してください。

この段階のアイデアに求められるのは、質ではなく量です。

 

 

「いかに質が高いアイデアを出すか」

ではなく

「いかに多くのアイデアを出すか」

を念頭に考えてください。

 

でも、そう言われても「そんなに簡単にアイデアは出ない」と尻込みしてしまいそうになりますよね。

 

そこで、アイデア出しの3つの手法を使っていただきたいのです。

その3つの手法とは

 

1、ひく(マイナスする)

2、たす(プラスする)

3、かける(ミックスする)

 

の3つです。

簡単に説明をすると、

 

1、ひく(マイナスする)

すでにある物事から、何かひけるものはないかという視点でアイデアを出すこと。

 

 

2、たす(プラスする)

すでにある物事に、全く別の要素を付け足すことができないかという視点でアイデアを出すこと。

 

3、かける(ミックスする)

すでにある物事同士を掛け合わせることができないかという視点です。掛け合わせることで全く新しいものを作ってしまおうということですね。

 

この3つの手法を駆使して、どんどんアイデアを出していくということをやっていただきたいのです。

 

 

3つのチェックで否定されないアイデアになる!

 

アイデアがゴミ箱行きにならないために

 

質よりも量でアイデアを出すとお伝えしましたが、全くつまらないアイデアばかり出していてもいい商品を開発するところまでこぎつけることができません。

 

そこで、3つの考え方に沿ってアイデアを出していただきたいのです。

その3つの考え方というのは

 

1、(そのアイデアは)共感を呼ぶか

2、(そのアイデアは)客観的にどう見えるか

3、(そのアイデアは)実現可能か

 

の3つです。

この考え方に沿うことによって、あなたのアイデアは、世の中の人に見てもらえる、使ってもらえる商品になることができます。

具体的に説明しますね。

 

 

共感を呼ぶか

 

では、そのアイデアが共感を呼んでいる状態とは、どのような状態のことを指すのでしょうか?

 

それは、アイデアの企画者も、その提案を受けた相手も同じく「いい」と思っているならば、そのアイデアは社会にとってもいいアイデアであり、共感を呼ぶということなんですね。

 

 

 

客観的にどう見えるか

 

アイデアを出していると、ついつい自分たちだけの世界に入ってしまいます。

そこで、客観的にみてそれが理論的に通っているかどうかなどを見るために視点を変える必要があるのです。

 

 

実現可能か

 

どんなに素晴らしいアイデアでも、実現が可能でないならばゴミ箱に行かざるをえません。

 

アイデアの段階であったとしても、データ的な根拠がどうであるとか、コンテンツ制作にあたる人員配置など、総合的に考えて現実的な企画なのかそうでないのか? 考える必要があります。

また、再現性があるかどうかも考慮しましょう。

 

 

まとめ

 

ヒットする商品開発につながるアイデア出しのやり方について解説しました。

ポイントは、

 

あなたが理想とするお客様を具体的に設定し、リサーチを行うこと。

リサーチを元にアイデアを出すときは、質よりも量を優先してアイデアを出すこと。

質よりも量を優先するといっても、考慮すべき3つの点があること。

 

でした。

 

あなたのアイデア出しの参考にしてくださいね。

  
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